Paris
2024年、オリンピック・パラリンピックが開かれる“Paris”。
東京の祭典を経て、パリへとバトンタッチ。
点々で描いた“青・白・赤”は、フランスの国旗。
でもよく見てみると、繰り返す“紅・白”の点で表した
日本の国旗も混ざっているんです。
パラスポーツをずっと応援しているので、
パラリンピックの選手たちに頑張っていただきたいなという願いと
パリの祭典でも、日本の選手に活躍してほしいという想いを込めて。
アートの個展を実現できたり、買い物するのが楽しかったり――
パリは僕が好きな場所。絵のなかに描いた点々は、
美しいパリの街並みを生み出している、石畳でもあるんです。
JANTJE_ONTEMBAAR Marunouchiのお店の前も、実はきれいな石畳。
それが、僕が好きなパリとJANTJE_ONTEMBAARの共通点。
僕の“好き”で、つながっているんです。
SANSUI
大きな山があって、そこに水が流れる。
小さくまとまらず、大きくドーンと構えるような構図にするなど、
山水画は風景画なのだけれど、僕たちの人生を喩えている。
“SANSUI”は、スケさんからの提案だったのだけれど、
僕は、いわゆる風景画を今まで描いたことがなかったから、
新しくて、楽しい発見がたくさんありました。
山の中腹から流れる水の動き、その下にある湖、
そして雲の見え方ひとつとっても、
ひと筆入れるたびに、キャンバスからちょっと離れて観察してみた。
そうすると、「あっ、この辺にもうひとつ雲があったほうがいいな」とか
今までとは違う、新たな描き方が見えてきました。
左右に山を描き込むことで、テキスタイル(生地)になったときに
それがリピートして、脈々と連なる山並みに見えるようにも。
J_Oは今年で6年目。良い意味での緊張感を持ちながら、
僕とスケさんが本当にほしいと思えるものを
遊び心を持って作れるように。
すごく“いいところ”にきている感じがします。